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お役立ちコラム2018.07.19

生徒さんとの会話でわかる新たな気付き。〜レッスンのポイント2〜

レッスンの時間を厳守すること、生徒と講師間のコミュニケーション、レッスンの指導案作り、レッスンの進め方、、、など大事なことってたくさんありますよね。

その中で特に大事にしているポイント2つ目は『会話』です。

私が講師になったばかりの頃、喋る時間は勿体ないから時間みっちりレッスンをすることで生徒さんに満足して頂けると思っていました。最初の1ヶ月くらいは自分に余裕がなかったため、生徒さんの立場になって考えられなかったこともありました。

生徒さんのことを知りたいと思いある時「ヴァイオリンで弾きたい曲・目標ありますか?」と尋ねたことがあります。そうすると、

「先生、私は上達するよりもレッスンそのものを楽しみたいんです。先生との話も楽しいから練習できてなくてもレッスンには来ますよ。1つ1つの曲をしっかり弾くというよりもたくさんの曲を弾きたいです」

生徒さんの回答に、これじゃダメだなと反省した記憶があります。上達するだけがレッスンじゃないと。正に「音楽=音を楽しむ」ですね。

ちょっとした会話で生徒さんがどのようなレッスンを望んでいるか分かる瞬間があります。それ以来、生徒さんが楽器ケースの開け閉めしている時など、主に「会話」の時間として意識するようにしています。世間話・仕事話・趣味の話など会話が盛り上がってその流れでレッスンを始められる、または終わることができます。

ここで私が実際に体験した会話にまつわるエピソードを2つご紹介します。

1.ある日、お約束の時間にお見えにならない生徒さんがいらっしゃいました。心配しながらもお待ちしていると、本来であればレッスンが終了する予定時間の直前に教室に駆け込んでこられました。そして、「今日はもうヴァイオリンを弾く時間はないと思いますが、先生と喋るために来ました」と言っていただき、すごく感動しました。普段交わしている会話がなかったら、ここまでして足を運んで頂けなかったと思います。

2.「なかなかヴァイオリンが上達できない」と、モヤモヤしながらもレッスンに来ていただいてた生徒さんがいらっしゃいました。お聞きした時、無理にレッスンを進めないほうがいいと思い、お話をいろいろと聞くようにしてみました。すると少しずつ上達できない理由や練習時間が確保できない理由が見えてきました。自身で話をすることでスッキリされたのか、その生徒さんは笑顔でヴァイオリンに向かえるようになりました。

さりげない「会話」をすると生徒さんとの距離が縮まりますし、コミュニケーションが取りやすくなります。レッスンに通われる方は、ヴァイオリンを上達することだけが目的ではない場合もあります。

楽しみたい方、息抜きしたい方、ヴァイオリンを通じて趣味の友達を作りたい方など目的は様々です。生徒さん1人1人にあったレッスン(会話)ができるのが理想です。講師の方でも生徒さんの思いを会話を通じて理解しながらLessonを進めてみましょう。

※この記事は葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんの原稿を元に担当が編集しました。

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