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お役立ちコラム2021.02.04

チューニングに苦労している方必見!ヴァイオリンのチューニングについてのあれこれ

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こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

オーケストラなどでチューニングしている姿がかっこいいから自分もできるようになりたい!とチューニングに憧れる方も多いです。
ヴァイオリンを始めて間もなくチューニングに慣れない方や、チューニングがなかなかうまくいかない方、チューニングは割と得意という方まで様々だと思います。チューニングに結構な時間を取られてしまい、あっという間に練習時間がなくなるという話もよく聞きます。今回はチューニングについて考えていきたいと思います。

♪多くのヴァイオリニストが行っているチューニング方法
実際に行っているチューニング方法は、まずA線をチューナーなどで合わせ(オーケストラの場合はオーボエ→コンサートマスターのラの音)、A線とD線→D線とG線→A線とE線を完全5度(※)という音程に合わせます。

※5度音程とは
2つの音の間隔のことを「音程」といいます。音程は「度」で表わし五線を順番に数えていきます。
ラとラ→1度・ラとシ→2度・ラとド→3度・ラとレ→4度・ラとミ→5度…という感じで数えます。ヴァイオリンの隣同士の弦は、5度音程が離れているということになります。

♪基準になる442Hzとは
チューナーの設定は442Hzが一般的となっています。
一般的に「ラ」は440-445Hzと言われています。葉加瀬校長は443Hzでチューニングをするとおっしゃっています(Lesson01-05-03 チューニングの方法)。先生によっても違うことがあるので尋ねてみるといいと思います。

♪チューニングの仕方
チューナーを使うのが一般的です。楽器屋さんで売っていますので、ご購入いただくか、今ではスマートフォンでチューナーアプリがあるので試してみるのもおすすめです。

♪アジャスターでチューニングするのはOK?
初心者用のヴァイオリンには、E線以外にもアジャスターがついていることがあります。最初はアジャスターでチューニングすると楽です。どちらに回したか分からなくなることがあるので、慣れていきましょう。

♪2弦同時にチューニングしようとすると音が潰れてしまう時
まずは1弦ずつペグを回しながらチューナーなどで合わせてみてください。音が潰れてしまう時は意外と弓の位置(弾いている位置)が原因だったりします。弓の真ん中〜先を使うと余計な力が入らないので、潰れることもなくなってくると思いますし、音が均一の大きさになるのでチューナーの針があちこち動かず分かりやすいと思います。

1弦でペグがスムーズに回せて綺麗な音でできるようになったら、2弦一緒に弾いてチューニングしてみます。2弦弾くときも弓の位置に気をつけます。

♪弦が切れてしまうのではないかと思いペグを回すのが怖い時
私も初めてチューニングをした時は怖くてペグが回せなかった記憶があります。コツさえ知っていれば大丈夫です。いたってシンプルですが「ペグを少し緩めてから回す」ことを常に意識してみてください。

♪ペグを回しても戻ってしまう時の対処法
乾燥する時期によくあります。ペグを回す時に適度な力加減で押し込みながら回すのがポイントです。

♪チューニングをしている最中に弦が切れる原因は?
弦を切ってしまったというヴァイオリン弾きの方はたくさんいらっしゃると思います。私も何度切ってしまったことか…。
切れる原因は「ペグを回すスピードが速い」「硬いペグを力ずくで回してしまった」という場合がほとんどです。ペグを回す際はゆっくりと、そして少し緩めてから回すようにしてみて下さい。

♪弾きながらチューニングをするのが難しい時
慣れるまでが大変です。そういう時は、まずは弓で弾きながらチューニングするのではなく、楽器を膝の上に置き、右手で弦をはじきながら左手でペグを回すことに慣れると良いでしょう。一度緩めてから回すという方法をお忘れなく♪

♪ヴァイオリンのケースを開けたら弦が緩んでいた時の対処法
この場合、駒が倒れないようにペグを押し込みながらゆっくりと回していくことが大切です。駒は楽器本体にくっついているものではないので、勢いよく回すと駒が倒れてしまうことがあります。また、回した際に駒がペグの方に引っ張られるので位置がずれたり曲がっていないかということも確認しましょう。チューニングする時にいつも駒の位置を確認するのもオススメです。

♪チューニングのまとめ
・ペグを回す際は「一度緩めて→適度な力加減で押し込みながら回す」
・チューニングをする際、右手で弦をはじきながら左手でペグを回す練習から始める
・弦が切れる原因の大半が「ペグを回すスピードが速い」「硬いペグを力ずくで回した」場合がほとんどである
・緩み切っている弦を回すときに注意することは駒の角度
・チューニングする時に駒の位置を確かめる

いかがでしたか?
葉加瀬アカデミーの「Lesson01-05-03 チューニングの方法」では、葉加瀬校長とヴァイオリンマイスターの茂木さんによるチューニングに関する動画をご覧いただけます。ペグを回すことにまだ自信がない方は、動画をご覧になり、ペグを回すスピードや回し方を確認しながら見よう見まねで行ってみてください。
Lesson01-05-03 チューニングの方法
※正会員様はリンクからご覧いただけます

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。



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