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お役立ちコラム2021.02.18

ヴァイオリンを始めて1ヶ月あれば弾けちゃう!?「主よ人の望みの喜びを」を弾くための練習方法

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こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

コロナ禍で、ヴァイオリンを始められた方も多いのではないでしょうか?始めて間もない頃は、一人で練習していると練習の仕方が分からなかったり、練習にメリハリがなかったりと悩んでいる方もいらっしゃると思います。
今回は、葉加瀬アカデミーの「Lesson08-01-01 主よ人の望みの喜びを(A)」を例に出して、音階の選び方やどのような練習方法が最適か、一緒に考えていきたいと思います。

Lesson08-01-01 主よ人の望みの喜びを(A)
※正会員様は各LessonやUNIT、SET名のリンクから教材をご覧いただけます

※練習する頻度やレッスンを受けているか否かによって個人差はありますので、レッスンを受講していて練習もできることを想定して1ヶ月と記載しています。

【ウォーミングアップ】
運動でいう準備体操と一緒です。例えば、ウォーミングアップをするとしたら、右手だったら開放弦(UNIT02 開放弦の練習)や移弦の練習、左手だったら各指を押さえて右手はロングトーンで弾いて音の出方が一定かどうかを確認する練習もいいと思います。

【音階選び】
基本的には弾いている曲の調を選びましょう。今回の場合は、♯3つのイ長調の曲になるので、Lesson07-04-01 Aメジャー音階 がいいと思います。

予備練習として、「UNIT07 1stポジション」の SET02 A線1stポジションSET03 E線1stポジション をそれぞれ練習すると指がスムーズに回ります。

【拍の練習】
「主よ人の望みの喜びを」は4分の3拍子です。4分の4拍子はきっと皆さん馴染みがあると思いますが、3拍子になると奇数拍になるからか数えにくいと仰る方が多い気がします。そこで、Lesson05-03-01 3拍子 を使ってしっかりと3拍子を数える練習をしていきましょう。このLessonで慣れてきた方は、Lesson05-03-02 3拍子(DUU) で弓使いがダウンアップアップになるパターンも練習してみると、3拍子はどの拍が強いか(1拍目)が分かり易いと思います。

【音の長さが違う音符を連続で弾く練習】
Lesson03-04-01 各種音符(連続) では、全音符、2分音符、4分音符、8分音符、16分音符が出てきます。
それぞれ弓の速度と配分に気をつけて弾く練習になっています。音の長さが長いほど弓をゆっくり動かし、音の長さが短くなるほど、弓を速く動かし、弓幅は狭く使います。この練習によって、弓の速度を覚えていくことができますので、どの曲を弾く時にも役に立つ練習です。

【「主よ人の望みの喜びを」の予備練習】
①「1画面で練習」の楽譜を開き、そのまま音楽を再生し、楽譜を追う練習
2画面や3画面の楽譜だと、弓や指の表示が出てくるため、1画面で楽譜だけに集中して楽譜を追ってみましょう。

②3拍子のリズムを感じる練習
3拍子のリズムを感じるために、音楽を流しながらどちらかの親指・人差し指・中指の3本を使って3拍数えてみましょう。体が3拍子感を覚えてきます。

③音楽を流して音名(ドレミ)で歌う練習
これはとっても良い練習になりますので行っていただきたい練習です。
スラスラと歌うことで弾く時もスムーズになってきます。スラスラ歌えるまで反復練習するのがお勧めです。

④音楽を流して弓使いの確認
右手で弓を持っているイメージで実際の弓使いに合わせて確認してみましょう。

⑤音楽を流して左指の確認
「2画面で練習」の楽譜を開くと、左側に指板部分が出てきます。音楽を再生すると実際に押さえる音が赤く光りますので、確認してみましょう。

⑥23小節目の臨時記号に注意!指の位置を確認
16分音符の「ソ」にナチュラル記号が付いていますので、本来のAメジャー音階の指の位置ではありません(Aメジャー音階の場合はソ♯)。
指の位置を確認しておくといいと思います。

【「主よ人の望みの喜びを」を実際に弾いてみると】
①左手と右手を同時に弾くのは難しい?
最初は同時に弾くのは難しいことだと思います。ですので、「設定」(楽譜の余白部分をクリック)でテンポをゆっくりに変えられるので遅くしてみてください。ただ、遅すぎてしまうと、逆に数えるのが難しくなるので、遅くても46くらいのテンポがいいと思います。

②弓の配分がうまくできない?
4拍子と違って、奇数拍になるので、2分音符と4分音符のみで考えると
・3拍だとダウン2拍+アップ1拍
・ダウン1拍+アップ2拍
・3拍全てダウン(またはアップ)
の3通りの弓使いになります。

そうすると、2拍と1拍は弓のスピード感が違うので、1拍の時にできるだけ速く弾かないと弓の配分がおかしなことになってしまいます。まずは、9小節目の2分音符+4分音符のリズムを開放弦で弾いてみましょう。せっかくなので、音楽を流しながら(開放弦で弾く時は設定でヴァイオリンの音をOFFにするのがお勧めです)行うのがいいです。

このように、何かつまずいてしまう箇所がある時には、1つずつ「何が原因か」を探ると解決に繋がり、練習が楽しくなってきます。

いかがでしたか?
「練習をする」といっても曲以外の練習方法がなかなか自分で見つけられないという声はよく聞きます。
今回は「主よ人の望みの喜びを」を例に出しましたが、次回は葉加瀬校長の人気曲を例に出して、どんな練習をしたらスムーズに曲を弾けるか考えていきたいと思います。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。



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