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お役立ちコラム2018.10.11

楽器を弾かなくても上達する?ヴァイオリニストが教える効率よく練習する方法

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こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

私の生徒さんはとても熱心な方が多いのですが、「どう練習すればうまくなるの?」と聞かれることがあります。
皆さん、学校や仕事などで練習時間が限られている中で、少しでも効率の良い練習をしたいですよね。

そこで今日は、練習をする上で大事なこと・効率よく練習する方法をご紹介します。

●ヴァイオリンを練習する上で大事なこと

「練習」というと、楽器を弾くことが「練習」というイメージをお持ちの方が多いと思います。
うまくひけないから練習するのはとても大事なことですし、もちろん結論として技術練習はとても大事なのですが、私は練習するまでの「過程」が大事だと思っています。
ここで例として紹介する「過程」は楽器を使わなくても進められるので、皆さん取り組む時間を作りやすいのではないでしょうか。

・譜読み(曲全体を把握)
・自分自身の課題の把握(できていないこと、どうすればできるか)

・譜読み(曲全体を把握)
新しい曲をひき始める前に、曲全体を理解すること。皆さん、地味な作業ですがこれはとても大事なことです。
例えば、作曲家について・いつどこで作曲されたか・曲のエピソード・曲の構成などを調べると思いがけないエピソードと出会えたり、より理解が深まります。
曲ができた背景を調べることも曲を表現する上でとてもプラスになります。うまくひけない時は、曲を充分に把握できていないという場合もあります。

・自分自身の課題の把握(できていないこと、どうすればできるか)
皆さんは、ご自身で「自分の課題点」ってすぐに挙げられますか?
速弾きや移弦が苦手・ポジション移動がスムーズにできない・楽譜に夢中になっていると左手や右手が疎かになるなど、人それぞれあると思います。
でも、苦手なことって皆あるんです!恥ずかしいことではありません。だから先生がいるんです。

大事なのは、レッスンで先生に指摘されたことをしっかりご自身で把握されているか、もしくは自分の苦手なことを把握しているかです。

得意なところを伸ばすのはひいていて楽しいと思いますが、苦手な所をひくのは気持ち的にテンションが上がらないかもしれません。
でもご自身の課題を把握することで、練習する箇所が絞られると思いませんか?

●効率よく練習する方法

楽してうまくなれたら良いのにという声も聞きますが、短時間で効率よく練習する方法はあります。
いくつか例を出してご紹介します。

・練習する箇所を絞る
上の、自分自身の課題把握で少し触れましたが、苦手な箇所・練習すべき箇所だけを取り出して練習する方法です。
たくさんの量を練習しないといけない時に、通し練習を何度もしていて細かい練習時間が足りなくなったという経験ありませんか?
もちろん通し練習も大事ですが、練習する箇所をピックアップすることで、少ない時間でとても効果があります。

・お手本の音楽を聴き比べる
音楽表現を磨きたい時、私がよく学生の頃にしていたのは音楽の聴き比べです。
同じ曲のCDを片っ端から聴いて自分が気に入った弾き方のフレーズを真似して自分オリジナル表現にする。この作業はとても楽しいです。
1フレーズだけ取り出して聴いてみるとCDによって弾き方が違いますし、面白い発見が期待できます。

・自分の演奏を録音する
私にとって短時間で効果があったなと感じる方法は、録音することです。自分の音を録音するのは最初は嫌でした。
でも、誰かに聴かれる訳ではないので、皆さん怖がらずに取り組んでみてください。

録音すると客観的に自分の音が聴けるので、「何がいけなかった」「こうしたら失敗しない」を分析するようになります。
それを繰り返しているうちに苦手意識がなくなったり、弾けるようになるのでオススメです。

この練習方法がきっかけとなって時間が限られた中で、少しでも効率の良い練習方法が見つかったら嬉しいです。
まずは1つ、何か試してみてはいかがでしょうか?

 

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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