新着情報 & コラム

お役立ちコラム2019.05.14

たくさんあるヴァイオリン弦の中からどれを選べばいい?イメージに合った弦の選び方のコツは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

ヴァイオリンの弦は消耗品です。張っておけばひくことはできますが、劣化し錆びてきますので、半年~1年くらいのペースで定期的に交換するのがオススメです。ヴァイオリン奏者によって1日のひく時間が違いますので一概に「どのくらいで交換」とは言えませんが、音がこもってきたりしたら交換の時期と言えます。
ところで、弦にはどんな種類があるのでしょうか?定番なものからオススメなものまでをピックアップしてご紹介します。

♪弦の種類
ヴァイオリンの弦には大きく分けて「ナイロン弦」「ガット弦」「スチール弦」の3種類があります。

●ナイロン弦
ヴァイオリン弦と言えば「ナイロン弦」と言われるほど今ではメジャーとなっています。扱いやすくたくさんの弦がありますので、比較すると音色の変化が分かって楽しいです。
(例)トマスティーク社「ドミナント」「インフェルド(赤・青)」、ピラストロ社「エヴァピラッツィ」「オブリガート」

●ガット弦
弦の取り扱いに自信が持てるようになってきた方に一度お試しいただききたいのが「ガット弦」です。とっても音色が繊細で優しい弦です。しかし、切れやすく温度や湿度の影響を受けやすいため扱いにくいのが難点です(オススメ交換頻度は3ヶ月~半年)。比較的値段が張るということもありますので、調弦でうっかり切ってしまったということがないよう気をつけていただきたいです。
(例)ピラストロ社「オリーブ」「ゴールド」

●スチール弦
「スチール弦」は切れにくく調弦が安定しやすいため、調弦が苦手な方にオススメします。ただ、音が多少固くなりますので柔らかいヴァイオリンらしい音を出したい方には向かないかもしれません。
(例)ピラストロ社「クロムコア」、タダリオ社「ザイエックス」

♪定番と言われる弦
断然「ドミナント」です!楽器屋さんで「定番で幅広いヴァイオリンに合う弦は何ですか?」と尋ねると、どこも口をそろえて「ドミナント」と返ってくるほど、定番の弦です。初心者用ヴァイオリンのほとんどにはドミナントが張られていることが多いです。お値段もお手頃で、「ヴァイオリンを始めたてで、弦の冒険は当分先!」という方にオススメです。

♪Ayaのオススメの弦
私自身、これまでに何十種類の弦を試してきました。楽器によって合う合わないがあるかと思いますが、その中でオススメの弦・印象に残っている弦を3つピックアップしてご紹介します。

●オブリガート
今はオブリガートに落ち着いています。柔らかくて深みのある弦で、自身の楽器にとても合っています。ヴァイオリンを始めて数年経ち、柔らかい音がいいなという方にお勧めします。

●エヴァピラッツィ
とっても人気のある弦です。
音大生やプロの方がよく使っているなという印象があります。音が華やかで、発音良く出したい方にお勧めします。

●インフェルド(赤・青)
インフェルドには赤と青の2種類があり、赤は「温かみがあるけどパワーのある音色」、青は「輝かしい音色」が特徴です。どちらが自分の楽器に合うか比較される方が多いです。発音もいいので、ひきやすく初心者の方から経験者まで幅広くお勧めします。

♪E線を購入する時の注意点
E線には「ボールエンド」と「ループエンド」の2種類のタイプがあります。「ボールエンド」は弦の先端に丸い金属が付いていて、「ループエンド」は弦の先端部分は輪っかになっているのが特徴です。

初心者用の楽器はボールエンドのものが多く見られます。
ループエンドの弦はループエンド専用のアジャスターのみ使用できますので、ご購入前にご自分の楽器がどちら用なのかチェックしてみてください。
弦購入時には間違えのないように注意してくださいね。

ちなみに、E線以外は全てボールエンドの弦になります!

♪E線の食い込み防止チューブ
E線は細いため、ひいているうちに弦が駒に食い込んできやすいです。その対策としてE線に付いているのが「食い込み防止のチューブ」です。使う場合は、駒に当たる位置にチューブを乗せて食い込みを防ぎます。

ただ、駒に「食い込み防止のテープ」が貼ってある場合はチューブは必要ありませんし、少し音色が変わってしまうこともあるので張る前にチューブを取ってください。

♪弦の交換の仕方
葉加瀬アカデミーではヴァイオリンマイスター茂木さんによる解説動画にて詳しい説明がありますので、ぜひご覧になってください。
Lesson 01-11-01 弦の張り替え】※正会員様はリンクからご覧いただけます

♪まとめ
いかがでしたか?
自分がどういう音を出したいかイメージして、そのイメージにあった弦を張ってみてはいかがでしょうか。
弦を替えるたびに音色の違いが分かるようになるので、さらに楽器をひくのが楽しくなりますよ♪

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

>> 今だけ、葉加瀬アカデミー 2週間お試し体験実施中! 初心者も安心なヴァイオリンレンタルもあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加