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お役立ちコラム2019.12.13

楽器のメンテナンスをしよう!楽器屋さんでのメンテナンスとセルフチェックについて

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こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

皆さん、楽器屋さんへメンテナンスをしてもらいに行っていますか?楽器にトラブルがない限り何年も行っていないということはありませんか?

今回は、自分でできるセルフチェックと楽器屋さんでしかできないメンテナンスについて考えてみたいと思います。

●自分でできるセルフチェック
♪ヴァイオリンを弾いた後
ヴァイオリンを弾いた後は、楽器本体や弓の木の部分についた松脂・汗を必ず拭くようにしてください。楽器の胴体には意外と指紋が付きますし、汗をかくと顎当てや指板に汗がついてしまうことがあります。弾いた部分には松脂が白くついていますので、松脂の粉は丁寧に拭き取ってください。松脂をそのままにしておくと弦の劣化に繋がってしまいます。

♪季節の変わり目にできること
季節の変わり目には楽器がダメージを受け、楽器本体の接着面が剥がれてしまうことが稀にあります。それをチェックするには、指の第2関節部分を使って楽器本体の表板・裏板共に軽くノックしてみてください。その際に鈍い音がした場合は剥がれている可能性がありますので、楽器屋さんに見てもらいましょう。

♪駒の位置
G.D.A線の調弦時はペグを回すことによってペグ方向へ、E線の調弦時はアジャスターで回すことが殆どなので、アジャスター側に引っ張られて傾いてしまいます。それをそのままにしておくと、駒が倒れたり歪んでしまうことがあります。
駒の位置が定位置(駒はf字孔の内側の切れ込み部分に立てます)にあるか、まっすぐ立っているかを楽器を弾く度にチェックすることをオススメします。
真横から見て、テールピース側の駒の面が表板に対して垂直(90度)に立っている状態が正しい駒の立ち方です。直すのがまだ自信のない方は遠慮なく楽器屋さんや習っている先生にお願いするといいと思います。

♪弦の張り替え時期と張り替える時の注意
「調弦の時になかなか合わない・音がこもっている・弦が錆びてきた」という症状が出てきたら弦を替えることをオススメします。

弦を替える時は4本いっぺんに弦を緩めないようにしてください。同時に緩めると楽器本体の中に立っている魂柱が倒れてしまう恐れがありますので注意しましょう。

●楽器屋さんでしかできないメンテナンス
♪弓の毛替え
どんなに松脂をつけても弓が弦にひっかからなくなった時が毛替えの目安です。初心者の方だとだいたい半年から1年くらいです。弦を替える時と同時期に毛替えをするといつ替えたかを把握しやすくなります。

♪弓のヘッドの部分
弓先部分のことです。ヘッド部分に貼ってあるチップはプラスチック素材が多く、ちょっとした振動で割れてしまうことがあります。自分では直すことができませんので、修理に持っていきましょう。

♪魂柱が倒れてしまった時や音の調整(柔らかくしたい・音量を出したいなど)をしたい時
魂柱は板の間に挟まっているだけなので倒れてしまうことがあります。倒れた場合、楽器を動かすとコロコロと音がするのですぐ分かります。
また、音の調整をしたい時には魂柱の位置を微調整することが音色が変わってきます。
この作業は必ず楽器屋さんに頼んでください。自分でやろうとすると楽器を傷つけてしまいます。

いかがでしたか?
楽器屋さんと奏者は医者と患者の関係であるように思います。
少しでも違和感を感じたら、どんな小さなことでも楽器屋さんに見てもらうと安心ですね♪

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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