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お役立ちコラム2020.07.16

アンサンブルを楽しもう!ピアノと合わせる時の心構え

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こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

ヴァイオリンとピアノでアンサンブルする曲はたくさんあります。ヴァイオリン奏者はピアノと合わせる時にどういう心構えで弾いて、何に気をつければいいのでしょうか?今回は、ピアノと合わせることについて考えていきたいと思います。

♪ピアノと合わせる時までに何をするべき?
オーケストラで演奏する時に自分のパート以外が何を弾いている(吹いている)かを知るためにスコアを見ていますか?スコアを見るのと同じように、ピアノと演奏する時も同様にピアノの楽譜を見ることが大切です。

ピアノが少しでも弾ける方は片手だけでも弾いてみると、作曲家が書いた曲の全体像がイメージしやすくなると思います。実際に弾いて、「ピアノがこういう動きをしている」と情報を頭に入れて弾いた場合とそうでない場合とでは、差は歴然です。

ピアノ経験がないとしても、音符の動きに注目してみましょう。規則性がある音形でずっと動いている・ピアノにメロディーがある(ヴァイオリンが伴奏)など、なんとなくでもいいので情報を得てみてください。ピアノの楽譜を見て曲の全体像を掴むのをお勧めします。

♪ピアノは合わせてくれるもの?
お互いに「合わせる」意識を持って演奏するのが一番です。「ここはこう弾きたい」「こんな感じで」という一方的な要求だけだといいアンサンブルはできません。自分の意見も持ちつつ、ピアノの方の意見も求めてみるのもいいでしょう。自分が思っていることとは違う意見が聞けたりして、表現の引き出しが増えるかもしれません。

♪音量バランスはどう判断する?
ヴァイオリンが出すべきところ、ピアノが出すべきところを明確にするといいです。そのためには、音でアンサンブルするのも大事ですが、曲について・音の出し方について議論をすることをお勧めします。そして何パターンも弾いて自分たちが納得いく音量バランスで作り上げていくのがいいと思います。

♪「ヴァイオリンソナタ」と「独奏ヴァイオリン+ピアノ」の違いは?
ヴァイオリンソナタはヴァイオリンという名前がついていますが、実際はヴァイオリンとピアノが対等で、対話しているので、ピアノとヴァイオリンはどちらも主役にもなるし伴奏にもなります。主役か伴奏かによって音色を変えたりして、ピアノと対話しながら演奏できることがヴァイオリンソナタの醍醐味です。

独奏ヴァイオリン+ピアノは独奏ヴァイオリンにピアノ伴奏がつくスタイルです。ヴァイオリンがメロディーを弾き、それをピアノが支えるという形でしょうか。でも、ヴァイオリンのメロディーだけが目立てばいいという訳ではありません。音楽で大事なのは「音楽の三要素」と言われる、メロディー・ハーモニー・リズムです。メロディーさえ目立っていればいいと思いがちですが、忘れてはならないのはハーモニーとリズムです。この2つを意識するためには回数をたくさん合わせることが重要になってきます。

いかがでしたか?
ヴァイオリンとピアノの演奏というと、ピアノはどうしても「伴奏」というイメージがあります。しかし、弾く曲によってはピアノが主役でヴァイオリンが伴奏になることもあります。

そして、合わせるまでの「ピアノの楽譜を見る」という下準備がとても重要だと思います。ピアノと合わせる機会があれば、ぜひ下準備をしてから合わせてみてくださいね。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。
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