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お役立ちコラム2020.09.17

ヴァイオリンのお悩み解決!弓の毛や弦、松脂を替えるタイミング②

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こんにちは。葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストのAyaです。

弓の毛や弦や松脂。ヴァイオリンの消耗品の寿命はどの程度なのか、いつ・どれくらいの頻度で替えるべきか、迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は「弦の張り替え」について、替え時のサインや見分け方などを考えていきたいと思います。

♪弦を張り替える目的
弦の劣化により、発音が悪くなったり音の響きや伸びがなくなり、音を取るツボがずれたりするので弦を張り替えます。

♪弦を張り替える時期〜色々な4パターン〜
これは演奏者によって色々な考え方がありますので、ご自分にあった替え方を探していけるといいかと思います。ここでは4パターンご紹介していきます。

①弦が切れるまで使う
「音が出るのだから替えない」ということは決して悪いことではありませんが、劣化した弦は、音量は出にくく音質も張りたての弦に比べると変わってしまいます。音程も取りにくく、響きも出にくくなります。

弦は消耗品なので、使っているうちに、松脂や指の脂などで弦の色が変色してきたり、ほつれてくることもあります。

・右2本の弦がほつれている状態

②定期的に交換する
一般的な替え方かなと思います。プロの方の中には1週間で張り替えてしまう方もいらっしゃるようです。3ヶ月に1回・半年に1回・1年に1回など人によって様々です。また、練習時間や温度や湿度で劣化の仕方は変わってきます。
個人的には1年に1回は弦を替えることをおすすめします。

③演奏会や発表会などの本番に合わせて張り替える
本番では最高のコンディションで臨みたいと弦の張り替えや弓の毛替えをする方も多いと思います。新しい弦で弾くことによって本番中に弦が切れるリスクが少なくなるのは確かです。

注意するポイントは、張り替えるのが本番直前すぎると弦が楽器に馴染みにくく音程が下がり安定しません。すぐに楽器に馴染んだりする弦もありますし、弦の種類にもよりますが、本番から逆算して1〜2週間前の間に張り替えることをおすすめします。

④音質で判断する
発音が悪くなったり音程が取りにくくなったりしたら張り替えると良いでしょう。また、チューニング(2弦一緒に弾く5度調弦)をする時に音が合いにくくなった時も張り替えるサインと言えます。

♪弦の張り替え時に注意する3つのポイント
①弦の交換は1本ずつ!
駒と楽器本体内の魂柱を倒さないようにするため、弦の交換は必ず1本ずつ行っていきます。

②交換している際に駒の角度にも注意を
交換していると糸巻きで弦を引っ張っていくために駒が指板側に引っ張られます。そのまま他の弦も張ってしまうと駒にも負担がかかり歪んでしまったりと音にも影響が出てきます。交換時には駒の角度にも気をつけて張っていきます。

③E線の種類は2種類
E線の種類はボールエンドとループエンドの2種類があります。
ボールエンドタイプのアジャスターが多いように思いますが、ループタイプのアジャスターもありますので、ご自分の楽器がどちらのタイプか確認してから購入してみてください。

♪弦の交換の仕方
葉加瀬アカデミーLessonで、ヴァイオリンマイスター茂木さんによる解説動画で詳しい説明がありますので、ぜひご覧になってください。
Lesson01-11-01 弦の張り替え】※正会員様はリンクからご覧いただけます

いかがでしたか?
張り替える時期は人によって考え方が違ってきますので、ご自分に合った替え方を探せると良いのではと思います。習っている先生に聞くのも1つの手です。弦の交換や駒の向きの正しい知識があるのとないのとでは大違いです。徐々に覚えていけると良いですね。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属ヴァイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。
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