
こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。
バイオリンは小さい頃から習っていないと弾けない、というイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、実際に大人からバイオリンを始めた方はどのくらい上達しているのか?オーケストラに入れるのか?なども含めてご紹介していきます。
♪バイオリンを大人から始めても上達するの?
子供から始めた方が柔軟性があり習得は速いと言われていますが、私の指導の経験上、大人からバイオリンを始めても100%上達します!プロのような超絶技巧を弾くとなると相当な練習が必要かもしれませんが、楽しむことは十分できます。
大切なのは「バイオリンに対してのやる気」です。「これを弾きたい」「あのバイオリン奏者のようになりたい」など憧れや目標があると、自然と練習したいと思うようになります。
♪60代、70代からでも弾ける?
もちろん「弾きたい」気持ちがあればいつでも始めることができます。定年退職後の趣味でという方が非常に多いです。私が受け持った生徒さんで最高齢はなんと85歳!どの年代の方でも、弾きたいという気持ちさえあれば弾けるようになります。
♪大人から始める上で大切なこと
①「〇〇を弾きたい」「このアーティストの曲を弾きたい」「オーケストラに入りたい」などの目標や憧れ
誰でも目標があると頑張れると思います。バイオリンもそうです。例えば「この曲を弾きたい」など、小さくてもよいので何か目標を持つことが、モチベーションを維持して長く続けられる秘訣だと思います。オーケストラに入りたいという目標を持って練習を続け、実際にオーケストラに入った方もいらっしゃいます。
②楽譜を読むこと
私が一番重要視しているのは「楽譜を読む」ということです。私の生徒さんの大半が音楽経験がない・楽譜が読めない方でした。それでもしっかり弾けるようになったのは、楽譜を読むことに焦点を当ててレッスンしたからでした。耳でお手本を聴いて弾くこともできますが、難易度が上がってくると限界があります。
楽譜上の「ドレミ」の音符はもちろん、リズムを読むことはとても大事で、弾く前に必ず「歌う(リズムを叩く)」ことをしていました。時間はかかりますが、「なんとなく」で弾くよりもちゃんと楽譜を読んで弾けた方が楽しいという声が多かったです。
♪最初は独学よりもスクールで習うのがおすすめ
バイオリンはギターのようなフレット等がなく、自分で音を作る楽器です。弓の持ち方も左指の押さえ方も最初が肝心です。自己流で持ち方などを覚えてしまうと、間違ったフォームに慣れてしまったり、音がイマイチちゃんと出せなくて「楽しくない」に繋がってしまいます。
完全に独学でバイオリンを始めようとすると挫折に繋がる可能性があるので、先生に習う、または葉加瀬アカデミーの動画で学ぶのがおすすめです。
葉加瀬アカデミーの初心者向けレッスン「バイオリンの基礎を学ぶ」では、初心者が迷いがちな肩当てのつけ方、松脂の塗り方、チューニングの仕方から始まり、楽器の構え方・弓の持ち方そして簡単な曲が弾けるようになるまで、分かりやすいお手本動画が豊富にありますので、見ていただけるとしっかりと習得できます。レッスンに通いながら、家で葉加瀬アカデミーの動画で復習するのもおすすめです。
※正会員さまはリンクからレッスンをご覧いただけます

いかがでしたか?
大人からバイオリンを始めるか悩んでいる方は恐らくたくさんいらっしゃると思います。このコラムが始める後押しになったら嬉しいです。
※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。
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