「Angel In The House」で学ぶ曲の練習の進め方

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

皆さんは曲を練習するときにどういう風に練習をしていますか?

例えば、ト音記号の隣の調号は何か、どういう音階で成り立っているかなど確認していますか?また、いきなり両手で合わせるのではなく、どういう指使いや移弦が出てくるかを片手ずつ確認することもとても大切です。

今回は、葉加瀬アカデミーのレッスン「Lesson 01 「Angel In The House」 (A04-06-01)」を例に挙げて、どういう練習をしていくとスムーズに曲が弾けるようになるかを考えていきたいと思います。

※正会員様は各リンクから教材をご覧いただけます。

♪楽譜を読む時に大事な3つのポイント

まず、次の1~3のポイントを確認しましょう。「Angel In The House」の場合はどうでしょうか?

1.調号(♯または♭)が付いているか
D Major(日本語:ニ長調、ドイツ語:D-Dur<デードゥア>)で♯2個の曲です。

2.どの弦を使って弾くか
4本の弦全てを使って弾きます。

3.何拍子の曲か
4分の4拍子(4分音符が1小節内に4つ入る)です。

♪何から練習をするのか

①歌ってみる
いきなり弾き始めるのではなく、まずは歌ってみましょう。歌うことはヴァイオリンを弾くこととリンクしていないように思えるかもしれませんが、実はとっても大事なことです。しっかりと止まらずに歌えたらヴァイオリンでもスムーズに弾けます。途中でつまずく箇所があったら、その部分を特に練習していきたいですね。

②右手と左手を分けて練習する
楽譜の全体を見て、どの辺りが難しそうか(移弦・複雑な指使い)を把握します。それから右手、左手と分けて練習していくのがスムーズです。それぞれの練習に役立つ、葉加瀬アカデミーのおすすめレッスンもご紹介します。

♪まずは右手の練習から

①ウォーミングアップとして
Lesson 06 G-D線移弦の練習2 (E01-04-06)
Lesson 04 D-A線移弦の練習2 (E01-04-04)
Lesson 02 A-E線移弦の練習2 (E01-04-02)
Lesson 09 4弦移弦の練習(上行・下行統合) (E01-04-09)

②8分音符のリズム
Lesson 01 8分音符(DUDU) (B07-02-01)

③付点音符のリズム
Lesson 06 付点4分音符(弓DU) (B07-07-06)

♪続いて左手の練習

①音階練習
音階は音程を取るのにとても大切な練習です。音階を弾くか弾かないかで音程の良い悪いが決まってしまうこともあるかも!?必ず曲を弾く前にウォーミングアップとして弾くことを習慣づけてみてください。

●まずはピッチカート(=右指で弦をはじく奏法)で音程と指の位置を確認
Lesson 02 ピッチカート(Dメジャー) (B10-02-02)

「音程が全音(弦を押さえる指と指の間が開く)か半音(指同士がくっつく)か」を理解するのに大事な練習となります。あまり音程を気にしすぎずに、右指で弦をはじいて左指の間隔を覚えていきましょう。

ピッチカートの仕方については「Lesson 01 左指を置く練習1 (E02-03-01)」のレッスンで詳しく説明していますので、よろしければご覧になってみてください。

●ピッチカートでスラスラ弾けたら弓で弾いてみる
Lesson 02 Dメジャースケール (B06-01-02)

「Lesson 01 「Angel In The House」 (A04-06-01)」の「2画面で練習」を開いて左指を確認する
まず、伴奏を鳴らして楽譜が目で追えるかを確認してみます。

もし伴奏のテンポが速ければ、設定でテンポをゆっくりにして再生してみましょう。設定できる一番ゆっくりなテンポは♩=49ですが、ゆっくり過ぎると逆に分かりにくいこともありますので、♩=64くらいがおすすめです。

左指の間隔(指と指の間が開くのかくっつくのか)もここで確認しましょう。

③自分に合ったテンポで今度は左指だけ押さえてみる
伴奏を鳴らしながら、音程は気にしすぎずに左指を置いてみます。

④右指で弦をはじきながら左指を押さえる
伴奏を鳴らして左指を押さえつつ、今度は右指で弦をはじいてみます。

指板の上の方がはじきやすいです。音程も気にしながら左指を置いてみましょう。

⑤お手本動画を見ながら指を置いてみる
お手本動画を見て指を置く練習はとても大事です。「合わせる」練習はたくさん行った方が自分に余裕が出てきて演奏ができるようになりますので、しっかり動画を見たり聴いたりして練習しましょう。

⑥両方合わせて
これで下準備ができました。伴奏音源を流しながら、オーケストラの一員になったつもりで弾いてみましょう♪

いかがでしたか?
通し練習でできた部分は「どういう風に弾いたらもっと葉加瀬校長のようになるか?」、止まってしまったところや弾けなかったところは「なぜ弾けなかったか?」を考えて修正することが、上達への近道だと私は考えています。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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