バイオリンの弦や楽器本体を綺麗に保つ片付け方法

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

バイオリンを弾いた後の片付け方のルーティーンは決まっていますか?特にバイオリンを始めたばかりの方にとっては、何が正解か分からないことも多いと思います。

葉加瀬アカデミーのレッスン「Lesson 06 楽器のしまい方 (E01-01-06)」の動画で

・弓の竿についた松脂は拭くの?

・弓の毛はどこまで緩めればいいの?

などのポイントを細かく説明させていただいておりますので、会員の方はぜひご覧になってみてください。
※正会員様はリンクから教材をご覧いただけます。

さて、今回はただ片付けるだけでなく、「弦や楽器本体を綺麗に保つ」片付け方をご紹介します。

【楽器用クロスは何枚必要?】

楽器用クロスは、メガネ拭きのような柔らかい素材でできています。

大体の方は楽器ケースに1枚入れていると思いますが、2枚を使い分けると楽器本体が綺麗に保てるので理想的です。1枚は汗や手垢などを拭き取る用、もう1枚は弦や楽器についた松脂用として使います。2枚持つのに抵抗がある方は、楽器部分用と松脂用とで使う面を分けて1枚持つこともオススメです。

なぜ2枚使うのが理想かと言うと、松脂を拭いた部分で指板部分を拭いてしまうとベタベタになってしまうことがあるためです。2枚持つか、または1枚で両面を使い分けるのがポイントになります。

今の時期(冬場)は汗をあまりかかないと思いますが、夏場は汗をかきやすいので指板についた汗などはしっかりと拭き取りましょう。また、女性は顎あてにファンデーションがついてしまうことがあるので、心配な方はタオルなどを挟んで構えると安心です。

【松脂が白くついた部分を拭き取る】

バイオリンを弾いた後は、弓の摩擦で必ず松脂の粉が楽器本体や弦につきます。松脂の白い汚れをそのままにしておくと、楽器はベタベタになってしまい汚れがなかなか落ちなくなります。また、弦も松脂の粉がついたままだと、白い汚れが固まって劣化が早まり、音にも影響が出てしまいます。

拭き取る時は力を入れずに、弦は優しくつまむように拭きます。

弾く前に毎回松脂を塗るのと一緒で、弾き終わった後に楽器や弦の松脂部分を拭くことを1つのルーティーンにしてみてください。

【弓の松脂の汚れも忘れずに拭く】

意外と盲点なのが、弓についた松脂の汚れです。弓も楽器同様に松脂が付きますので、弓の毛を緩める前に、木の部分(木と毛の間)のみ拭いてください。毛を拭いてしまうと毛のバランスが悪くなってしまうので、弓の毛についた松脂は拭き取らないようにしましょう。

【弓の毛はどこまで緩める?】

弓の汚れを拭き取ったら、必ず弓の毛を緩めてください。張ったままにしておくと、今の時期(冬場)は乾燥で弓が折れてしまうことがありますので注意してください。弓の毛の真ん中部分が少しダランと緩んできたらそこでストップすると良いです。弓の毛全体がバラバラな状態になるまで緩めると、ケースに出し入れする時に弓の毛が引っかかって毛が切れてしまうことがありますし、全て緩めてしまうとネジが取れてしまうのでご注意ください。

【ゆっくり片付けられない時】

バイオリンを弾き終わってゆっくり片付けられない時もあると思います。

その時は、松脂や汗を簡単に拭き取ることは数秒でできるので、あとは時間がある時にゆっくり掃除するのをオススメします。弦の劣化を防ぐため、松脂だけは拭き取るということは意識してください。

いかがでしたか?
毎回の小さな積み重ねで、楽器がきれいに保てたり、楽器のトラブルや弦の劣化を防ぐことができます。是非、バイオリンの片付け方の順番をご自分で決めてルーティーンにできるといいですね♪

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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