
こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。
皆さんは楽器を直接肌に当てて弾いていますか?それとも、ハンカチやタオルを当てて弾いていますか?暑い時期は汗や、女性の場合はファンデーションが顎あてに付かないか心配になりますよね。
今回は、そんな時の便利アイテム「顎あてカバー」について、なぜ顎あてカバーを使うに至ったかの私の経験談と、顎あてカバーの種類や装着の仕方をご紹介します。
◎楽器と顎の間にハンカチやタオルを挟む理由
ハンカチやタオルを挟む理由は人それぞれですが、主に下記の理由で使っている方が多いように思います。
①顎のアザを悪化させないため
②汗やファンデーションで汚れないようにするため
③アレルギーの方が肌に当たらないようにするため
◎なぜ顎あてカバーを使うに至ったか
私はビオラも演奏しますが、ビオラを弾いていると金属や木材に肌が反応してしまうのか、顎が痒く赤くなって長時間弾いていられませんでした。それが繰り返しあり、ハンカチを当てて弾いていました。これでだいぶ痒さや赤味は無くなったのですが、うっかりしているとハンカチを落としてしまうことも…。そんな時に偶然友人が使っていた顎あてカバーを知りました。
早速調べると種類が豊富。布製を購入して付けてみましたが、痒みもなく快適に楽器を弾くことができています。
・布製顎あてカバー

◎顎あてカバーの種類
布、タオル地、ガーゼ、シリコンと種類が豊富なので、好きな素材のものを選択するといいと思います。シリコンの顎あてカバーは貼り付けるタイプで、クッション性があって気に入ったのですが、ヒビが入ってしまったり汗や汚れが落ちないというデメリットもあるようです。
◎装着の仕方
顎あて部分にカバーをはめて、裏は写真のようにゴムで固定します。



このゴムがあることで、楽器を下ろしたり構えたりしても固定され、落ちる心配もありません。何よりもカバーがあることで肌のトラブルはなくなりました。
いかがでしたか?
ハンカチやタオルを使っていて落ちるのが気になる方は、顎あてカバーを使うのも1つの手です。ストレスなく楽器が弾けるのでおすすめです。
※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。
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