バイオリンケースに常備しておくといい小物

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

レッスンやオーケストラの練習の際に「〇〇がない!」「〇〇忘れた!」という経験はありませんか?今回は、私自身の経験を踏まえながら、バイオリンケースに常備しておくといい小物についてご紹介していきます。

♪ケース内に常備しておいた方がいいもの

①2B以上の鉛筆
レッスン時・オーケストラや室内楽などの練習時には、先生や指揮者の指示を楽譜に書き込むことが多くあります。書くものがない時に限って大事なことを書き込みたかったということはありませんか?

私のお勧めは「2B以上の鉛筆」です。以前にエキストラでオーケストラで弾いた時に、ボールペンや蛍光ペンで書き込みをしている方がいました。はっきりと書き込みが見える上に気を付けるポイントが分かるので悪くはないかなと思いましたが、同じ筆記用具でも、ボールペンは間違えた時に消せないですし、シャープペンは芯が折れてしまうことが多く、譜面台の楽譜に書き込むことが意外と難しいです。

2B以上の濃い鉛筆だと芯が柔らかく書きやすく、間違えても消しやすいです。私は4Bの鉛筆を使っています。

鉛筆の芯は削れるまで削ってしまうと、書いた時に折れてしまうことが多いため、芯の先が尖りすぎない程度に削ると書きやすいです。

②消しゴム
鉛筆とセットで消しゴムも必要です。ボウイング(弓記号)が練習中に変わることがあるため、消しゴムがないと、書いたもののどれが正解か分からなくなってしまいます。

お勧めは鉛筆にはめられる消しゴムです。これは書いている時にすぐに消せるのでとても便利です。文房具屋さんで売られていることが多いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

③ペンクリップ
ペンクリップは、オーケストラの練習時だけでなく、普段の練習の時やレッスンする際にもとても便利なアイテムです。

実はこれ、100円均一の商品で、本来は手帳用のペンホルダーとして使えるものですが、私は譜面台にくっつけて鉛筆の出し入れをしています。

譜面台の上に鉛筆を置くと、楽譜をめくる時に落ちてしまったり、迷子になったりするのでペンクリップはお勧めです。軽いので持ち運びにも便利です。

④予備の弦
梅雨時期や乾燥時期に限らず、予備の弦は1セット常備しておきましょう。ケースを開けたら切れていた、チューニングをしていたら切れたなど、予期せぬことが起きることがあります。

⑤演奏用ミュート
オーケストラで弾いている方は毎回持参するといいでしょう。ミュートをつけると音色が変わるため、1人だけ音質が違うと弾きにくいですよね。

⑥爪切り
意外と忘れてしまうのが爪の状態の確認です。左指の爪が伸びた状態だと、指を押さえる時に指板に当たってしまい指板や弦を傷つけてしまうことがあります。

弦を正確に押さえるためにも、爪は短く切ることをお勧めします。

※Ayaお勧めグッズ
私のバイオリンケースは、鉛筆を収納する(固定する)場所がケース内になく、ケース内で鉛筆が動いて楽器に当たるのを避けるため、鉛筆など筆記用具を入れるペンケースを別で持ち歩いています。ボタン付きのペンケースは、楽器ケースに付けられるのでとても便利です。

♪2枚持っておくと楽器が綺麗に保てる楽器用クロス

皆さん、楽器を拭くクロスをお持ちだと思います。楽器クロスは松脂を拭くものと思い込んでいる方はいらっしゃいませんか?

暑い時期には汗をかいて指板が濡れてしまうことがあるかもしれません。指の皮脂の汚れは目に見えなくても蓄積されていくので、軽く拭き取ることをお勧めします。

この時に、松脂を拭く用のクロスとは別に、楽器の指板やボディ部分を拭く用のクロスを持っておくと、楽器が綺麗に保てます。2枚持つのは面倒という方は、松脂を拭く面と指板・ボディ部分を拭く面と、違う面でそれぞれ拭いてみてください。

いかがでしたか?
必要だと思ったものはバイオリンケース内に常備しておくと、いざという時に役立ちます。ちょっとした時に便利なアイテム、ぜひご活用ください♪

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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