バラバラになるコピー譜はどうしたらいいの?オススメの製本方法をご紹介!

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

レッスンを受けている方、弦楽アンサンブル・オーケストラに入っている方は特にコピー譜を扱うことが多いと思います。
紙のまま譜面台に置いてひこうとして空調などで譜面台から落ちてしまった、なんてことはありませんか?2枚以上の紙であれば製本をするのをオススメしますが、「どう製本するのがベストか」そして「製本にまつわる知識」をお伝えしていきたいと思います。

♪ポケット式ファイルに整理する方法
汚れずに保存出来るのでファイリングするのはとてもいいことだと思いますし、紙が綺麗な状態で保てますよね。しかし、この方法にはデメリットな部分があります。「書き込みをする時にいちいち出し入れをしないといけない・照明に反射してとても見えづらくなってしまう」ということがありますので、この方法はあまりオススメできません。

♪スケッチブックや厚紙に貼る方法
枚数が少ない場合や幼稚園児さんや小学生のお子さんくらいまでは、スケッチブックや厚紙に貼る方法もいいかもしれません。大きくてカバンを選びますので持ち運びが多い方には不向きですが、それでも大丈夫な方にはこの方法がいいと思います。

♪セロハンテープで貼る方法
「貼るならセロハンテープは?」と私も昔思いました。しかし、セロハンテープはセロハンテープ自体が固く、貼った後折り曲げた時に厚みが目立ち、曲がりにくいので製本には向きません。貼り合わせを失敗し剥がした時にも跡がつき、楽譜が破れてしまうこともあります。

♪私のオススメの製本の仕方
いろいろと製本方法をお伝えしてきましたが、私がお勧めする方法は「紙粘着テープを使用する」製本方法です。紙、又は不識布のサージカルテープであれば何でもOKです。特にオススメなのが「ニチバンの紙粘着テープ」です!医療用のホワイトテープなどを使っている方もいます。

紙粘着テープを使用するメリットは、もし貼って失敗しても剥がしやすく、強度も問題なく、綺麗に製本できることです。すぐに書き込みOK・照明に反射しないなどメリットがたくさんありますので、ぜひこの方法で製本してみてください!

ここで2つポイント♪
①テープで貼り合わせる時には、楽譜の表面同士を貼ってください。裏面同士を貼ってしまうと譜めくりの時に指が切れてしまったり、テープの粘着でめくりにくい場合があります。

②楽譜の枚数が多い時(オーケストラなど)はテープで貼るだけでなく、楽譜の裏面同士を糊で貼り合わせておくのがオススメです。めくった時にバラバラと落ちないので安心です。

いかがでしたか?枚数が多い時の製本作業は途方にくれることがあるかもしれませんが、楽譜がバラバラな状態のままでひくことには抵抗がありますよね。今回ご紹介した方法を参考に、ご自分にとってベストな製本方法が見つかるといいですね!
※コピー譜を利用する場合、著作権に従い適切にご使用ください。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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