バイオリン練習の必需品。メトロノームやチューナーの種類と選び方

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

バイオリンを練習する際になくてはならないメトロノームとチューナー。いざ購入するといっても、種類がありすぎて何を買えばいいか迷ったことはありませんか?今回はメトロノームとチューナーの選び方と、Ayaおすすめのメトロノームとチューナーをご紹介します。

♪メトロノームの選び方
まずは電子音でリズムを刻む電子タイプか、ゼンマイで動く振り子タイプの2種類になります。

・電子タイプ
電子タイプは電子音でリズムを刻みます。デジタル表示によって数値がすぐに確認でき、目盛りも1単位ずつ合わせられるため、便利です。

・振り子タイプ
振り子タイプは、よくピアノ教室にあるのを見たことはありませんか?私の実家にも振り子タイプのメトロノームがあります。
ピアノの上などに置いて使いやすいのも特徴です。
振り子は重力の働きで動くので、平らな場所に置かないとリズムを正確に刻めないのが注意ポイントです。

どちらを選ぶかですが、楽器によって適しているタイプが違ってきます。
ピアノの練習時に電子タイプを使うと、ピアノの音に埋もれてしまいリズムが把握できなくなることが多いので、振り子タイプを使っている方が多いです。また、ギター・ベース・ドラムなどバンドでよく使われる楽器には電子タイプが適しています。
バイオリンは持ち運ぶ楽器なので、譜面台の上に置いて練習できる電子タイプがおすすめです。

♪チューナーの選び方
バイオリン用のチューナーは置き型とクリップ式があります。チェロを弾く方はクリップ式をよくテールピースに挟んでチューニングをしているのを見ます。バイオリンの場合は自分の練習スタイルに合わせて選択するといいと思います。

・クリップ式
演奏中にも随時確認したいのであれば「クリップ式」です。何人かで合わせる時にも、クリップ式であれば自分の音が合っているか分かるので、音程感を意識した練習をしたい方におすすめです。

・置き型
単なる音合わせのみに使うのであれば「置き型」がおすすめです。演奏に集中したいという方は、クリップ式にしてしまうと視界に入ってしまうため、置き型をおすすめします。

♪Ayaおすすめのメトロノームとチューナー
・メトロノームとチューナー一体型
両方の機能が必要な方におすすめなのが、コルグやヤマハなどから発売されている一体型になっているタイプです。機能性抜群なのに軽量なので、持ち運びに便利です。バイオリンケースにも入ります(ひょうたん型ケースは場合によっては入らないこともあります)。使い勝手が良いです。

・録音機能もついたタイプ
メトロノームもチューナーも必須。それに加えて自分の演奏を録音したい!という方にはコルグから発売されているチューナー、メトロノームにレコーダー、3役こなしてくれるタイプをおすすめします。

・スマホアプリでメトロノームとチューナーをダウンロード
今はスマホでメトロノームとチューナーのアプリがあります。便利な世の中になりました。
両方とももちろん無料でダウンロードできます。検索するとたくさん出てくるのでご自分にあったアプリをダウンロードするといいと思います。私は両方ともスマホに入れています。

いかがでしたか?
ご自分の練習スタイルを考えてみると意外と選択肢は絞られてくるのかなと思います。
もし練習場所にメトロノームやチューナーを忘れてしまっても、アプリがあればその場を凌ぐこともできますので、アプリはおすすめです!

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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