葉加瀬校長のようにポップス曲をかっこよくひく方法!

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

バイオリンをクラシック曲から習い始めたという方は多いのではないでしょうか?しかし、今ではクラシックだけでなくポップス・ジャズなどの曲集も楽器店などでよく見かけるようになりました。
クラシック出身の方はポップスのリズムに苦労する話をよく聞きます。「ポップス曲のリズムが難しくて原曲のようにひけないのはどうしたらいいか?」「細かいリズムをちゃんとひくためにはどういう練習をしたらいいの?」などという質問を多く受けます。
今日は「ポップス曲のひき方のポイント」をお伝えしていきたいと思います。

♪楽譜についての知識を学ぶ
まずは楽譜の読み方・リズム・強弱記号・基本的なコードネーム(余裕があれば知っておくと、とっても便利です)など「バイオリン演奏だけでは習得できない知識(楽典)を学ぶこと」が大事だと思います。楽譜の読み方がマスターできているだけで、バイオリンのひきやすさはかなり変わりますよ!

♪複雑な「リズム」をしっかり読む
ポップス曲をひく時に大事なのは「リズム」です。リズムをしっかりとマスターするためには、上記でも書きましたが「楽譜をしっかり読んでいるか?」がポイントになってきます。ポップス曲はリズムが複雑な場合が多いので、ひく前に拍を叩きながら歌ってみることも大事です。

♪バイオリンでひいてみる
ある程度リズムが叩けるようになったり、歌うのがバッチリと思えるようになってきたら、曲の雰囲気・音色・強弱は考えずに実際にバイオリンでひいてみましょう。リズムがイマイチ取れていないと感じる所はメトロノームを使って確認しましょう。

♪曲想・表現を考える
リズムが取れるようになったら、そのワンランク上の「音楽表現の部分」を意識していただきたいです。
曲に対して、「この表現が正解」ということはありません!1人1人、自分の思った通りの表現でいいと思います。

例えば、葉加瀬校長の「情熱大陸」を例に出して考えてみます。
Lesson73-04-01 情熱大陸】※正会員様はリンクからご覧いただけます

誰もが憧れる「情熱大陸」!!ひきたい!と思って楽譜を買ってひこうとすると…
楽譜に書かれている16分音符やシンコペーションの連続・タイ・16分音符の間に16分休符もある?とびっくりされるかもしれません。でも大丈夫!上記の「リズムを叩いて歌ってみる」という方法をやってみると苦手意識は徐々になくなってきます。

皆さんの「情熱大陸」のイメージはどのようなものでしょうか?タイトルからして情熱的な音楽だと想像できますね。
では、「表現」は具体的にどうやってつけたらいいのでしょうか?
まず、シンプルに「男性が歌っているフレーズ」「女性が歌っているフレーズ」のどちらか考えてみると分かりやすいと思います。
例えば、男性が歌っていると思ったら力強く太い音で、女性が歌っていると思ったら可愛らしく柔らかい音をイメージしてみます。それを応用して、フレーズ毎に「どんな音でひいたらいいか・景色・色彩」など考えていくと音楽表現がとても楽しくなっていきます。

♪曲想がイメージできたら、ひき方を考える
フレーズのイメージができたら、次は「こういう音を出したい」と思えてくるはずです。力強い音だったら駒に近い部分で弓元でひく・柔らかい音だったら指板に近い部分で弓中でひく、などと弓のどの部分でひくかということがとても大事になります。

♪ポップス曲をひく時にオススメしたいレッスン
苦手意識の高いと言われている「シンコペーション」 「タイ」のレッスンがオススメです。ポップス曲をひく時にはこの2つは避けて通れないので、苦手→得意にしていきたいレッスンです。
Lesson14 シンコペーション】※正会員様はリンクからご覧いただけます
Lesson16 タイ】※正会員様はリンクからご覧いただけます

いかがでしたか?ポップス曲はクラシックと違った楽しさがあります。
ポップスをひく上で、「リズムが大事」ということをお分かりいただけたでしょうか?リズムでつまずきそうになったら、今回ご紹介した方法を実践していただけたら嬉しいです。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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