意外と忘れてしまう!?バイオリンを弾く前に準備すること

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

今回は、バイオリンを弾く前に準備することと題して、意外と忘れてしまいそうなことや準備しておくと便利なものをご紹介します。

♪筆記用具
練習やレッスンでは鉛筆(2B以上)と消しゴムを必ずご用意ください。
個人練習時ではふとしたことを書き込む、レッスン時には先生からの注意事項を書き込む、オーケストラの時であれば指揮者からの指示を書き込むのに使います。

筆記用具ならなんでもいいのではと思いがちですが、ボールペンだと消せないですし、シャープペンシルは芯が折れやすく譜面台の楽譜に書くことが意外と難しいのです。できれば鉛筆でも2B以上の濃い鉛筆をオススメします。芯が柔らかくて書きやすく、間違えても少しの力で消しやすいからです。

昔、オーケストラの練習時にうっかり鉛筆を忘れてしまい、貸してもらうことになったのですが、「貸して」と言うことの気まずさと言ったら・・・思い出したくない程です。オーケストラ練習では必須アイテムですので、ケース内に常備しておくといいかもしれませんね。

♪爪の状態
意外と忘れてしまいがちなのが爪です。左指の爪が伸びた状態だと指を押さえるのに当たってしまい、指板や弦を傷つけてしまいます。また、演奏している時にも気になって集中できないこともあります。また、右指の爪の親指も忘れやすいですが、弓を持つ際に爪が伸びていると正しく持てません。手もよく洗っておきましょう。

♪アクセサリー
イヤリング・ピアス、ネックレス類は楽器に当たって共鳴しジリジリいいますので、なるべく外すことをオススメします。慣れていないと楽器を傷つけてしまうことがあります。
気になる方は腕時計も外したほうがいいかもしれません。

♪厚紙やファイル
折りたたみ式の譜面台を使う際、印刷したものですと書き込みをする際に穴が開いてしまうことがあります。その時に厚紙やファイルを下に敷いておくと書きやすいと思います。

♪練習している曲のスコアやピアノ譜
オーケストラや室内楽で弾いている方、ソロ曲を弾いている方にオススメするのが、練習している曲のスコアやピアノ譜です。

バイオリンのパート譜だけでは全体が分からず練習が進めにくいことがあります。普段から「この部分は他の楽器はどう動いているのか」と確認しながら練習できると、より音楽の理解度が高まります。

いかがでしたか?
弾く前に「しまった!爪が伸びていた」という方をよく見かけます。小さな爪切りをケース内に入れておくと万が一の時に安心です。
より安心して練習できるように、弾く前にチェックできるといいですね。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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